まいまいず井戸（府中市郷土の森博物館）

[まいまいず井戸（府中市郷土の森博物館）](

発掘地：府中市壽町1-6

まいまいず井戸とは、地面を大きくすり鉢狀に掘りくぼめ、その底面から掘り抜いたものです。「まいまい」はかたつむりの別名で、すり鉢狀の窪みの斜面を螺旋狀にくだって水を汲むことから命名されたと思われます。その分布は、武蔵野臺(tái)地や伊豆諸島に集中し、地下水位の低い環(huán)境で生み出された形式と考えられ、地域によっては昭和30年代まで利用されていました。復(fù)元した遺構(gòu)は、平安時(shí)代のもので、くだる道こそ確認(rèn)できなかったものの、その形狀や規(guī)模からまいまいず井戸のルーツと推定されます。復(fù)元にあたっては、羽村市五ノ神のものを參考とし、螺旋狀の道を敷設(shè)しました。

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